シャープのプラズマクラスター加湿器、HV-P30とHV-L30との違いを比較しました。
どちらもプラズマクラスター機能があり、小型の気化式の加湿器です。
小さいお部屋や、狭い範囲を加湿するのに向いていて、コンパクトなサイズなので卓上加湿器としても使えます。
それぞれの発売時期は、
●HV-P30：2021年9月
●HV-L30：2020年9月
つまり、HV-L30はHV-P30の型落ちになります。
調べたところ、2つのモデルの違いはあまりなく、機能やスペックは同じですが、新モデルのHV-P30の方は操作パネルに抗菌仕様が加わり、より清潔に使えるようになりました。
今の時世では、清潔が保てるのは嬉しいポイントですね。
衛生への意識の強い方には、新モデルの方が清潔に使えて安心感が高いでしょう。
本文では、シャープのプラズマクラスター加湿器HV-P30とHV-L30の違いや機能を、詳しく解説しています。
加湿器の購入を検討している、あなたの参考になれば嬉しいです(^_^)
＜HV-P30 (2021年)＞
＜HV-L30 (2020年)＞
HV-P30とHV-L30シャープ プラズマクラスター加湿器の違いを比較
それでは早速、シャープのプラズマクラスター加湿器HV-P30とHV-L30の違いを見ていきましょう。
HV-P30は2021年、HV-L30は2020年のモデルです。
機能やスペックに大きな違いはありませんが、違いとしては以下の2点が挙げられます。
①価格帯の違い
② HV-P30はパネルに抗菌加工がついた
※尚、カラーはどちらもホワイト1色、デザインは同じです。
違いを1つずつ見ていきましょう。
①価格帯の違い
まず、一番気になるのが価格の違いですよね。
2つのモデルでの、大手ECサイトでの最安値の価格を調べて、表にまとめました。
| 楽天市場 | Amazon | Yahoo!ショッピング | |
| HV-P30 (2021) | 20,800円 | – | 20,800円 |
| HV-L30 (2020) | 11,600円 | 10,500円 | 11,580円 |
ただ、こちらの価格は2021年9月の時点です。
価格は変動するので、現在の価格は下記リンクをクリックしてご確認くださいね。
＜HV-P30 (2021年)＞
＜HV-L30 (2020年)＞
HV-P30の方が2021年のモデルなだけあり、8,000円ほど価格がアップしますね。
家電全般に言えることですが、販売から時間が経つと値段が下がってくるので、2020年モデルのHV-L30との価格差は妥当だと言えます。
HV-P30は、この価格差を払うだけの価値があるのか？はたまたHV-L30でも十分なのか？
そのあたりの違いや、他の機能面での違いをこれから詳しくご紹介するので、参考にしてくださいね。
②HV-P30はパネルが抗菌加工に
HV-P30とHV-L30の機能やスペックはほぼ同じですが、2021年モデルのHV-P30にはパネル部分が抗菌加工になっています。
ボタン操作などで、手がよく触るパネル部分を抗菌加工。
清潔を保つことができて、安心して使えますね。
より衛生的に使いたい方には、新モデルをオススメします。
＜HV-P30 (2021年)＞
＜HV-L30 (2020年)＞
HV-P30とHV-L30シャープ プラズマクラスター加湿器の機能や特徴
HV-P30とHV-L30の機能やスペックは同じなので、ここからは主な機能や特徴をご紹介しますね。
プラズマクラスターの風で清潔に加湿
HV-P30もHV-L30も、「プラズマクラスター7000」機能を搭載した加湿機です。
プラズマクラスター7000というのはイオンの濃度で、1cm³あたり7,000個のイオンが含まれています。
空気の清浄やニオイ取り、静電気を抑えるのには十分な濃度です。
そもそもプラズマクラスターとは何か？を簡単に説明すると、
自然界の空気の中には、プラスとマイナスのイオンがありますよね。
これをシャープは独自の技術で、空気中の水と酸素に電圧をかけることにより、水素のプラスイオンと酸素のマイナスイオンを発生させることができます。
このプラスとマイナスのイオンそれぞれの周りに、水分子が集まって安定した状態になるのが、プラズマクラスターです。
プラズマクラスターは濃度を人為的に濃くすることにより、空気清浄や消臭効果を持ちます。
シャープの誇るこのプラズマクラスターの技術は、空気清浄機や冷蔵庫など、幅広い商品に応用されていますね。
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加湿器で期待できるプラズマクラスターの効果は、
●浮遊カビ菌を除菌
●浮遊ウィルスの作用を抑える
●ニオイを消臭分解
●除電で静電気を抑える
ということで、除菌やニオイを消臭分解したキレイな風で加湿をするので、清潔で安心です。
プラズマクラスターには除電効果もありますので、バチっとくるあのイヤ～な静電気も抑えられます。
また、HV-P30もHV-L30も、加湿の適用床面積の目安は、
●プレハブ洋室：8畳 (14m2)まで
●木造和室：5畳 (8m2)まで
※木造の方が、木が湿気を吸うので加湿できる範囲が狭くなります。
※プラズマクラスターの効果は、プレハブ・木造共に5畳程度です。
ということで、小さなお部屋や狭い範囲を加湿するのに向いています。
サイズはどちらのモデルも幅322ｘ奥行153ｘ高さ316mmとコンパクトなので、卓上加湿器として使うこともできますね。
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お手入れ簡単
加湿器というと、お手入れが面倒というイメージがあるかも知れませんが、どちらのモデルも簡単にお手入れができます。
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パーツは本体から簡単にはずせて、丸洗いができるので、清潔が保てます！
また、給水タンクの口が広いので、中に手を入れてすみずみまで洗うことができます。
トレーも洗いやすい作りになっているので、いつでも清潔を保てて菌の繁殖やぬめりを抑えられますね。
Ag+イオンカートリッジできれいな水で加湿
別売りのAg+イオンカートリッジを給水タンクに取り付けると、水中の菌の繁殖を抑えてニオイやヌメリを防ぐことができます。
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1年に1度の交換するだけで、キレイを持続させることができますよ。
給水タンクトレーのお手入れもラクになるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
DCモーターで省エネ運転
どちらのモデルも、電力消費の少ないDCモーターを採用しているので、従来の同じタイプのシャープの加湿器よりも少ない電力で運転できるようになっています。
1時間あたりの電気代は、強モードで0.25円、静音モードで0.07円と、とってもお安い！
これなら、乾燥の気になる季節に長時間運転していても、電気代を気にする必要はないですね(^_^)
また、湿度と室温2つのセンサーが搭載されていて、室温に合わせて55～65％の最も快適な湿度になるようにコントロールします。
音も静か
運転音もとても静かで、生活の邪魔になりません。
| 運転モード | 強 | 静音 |
| 運転音 | 38dB | 22dB |
これを他の音に例えると、
●40dB：図書館、ささやき声、鼻息、小雨の音
●30dB：かすかな声、洋服を着る音、夜の住宅
●20dB：寝息、やっと音として聴こえる程度、雪の降る音
静音モードの場合は、ほとんど聴こえない程度の音なので、寝ている間でも気にせずに使えますね。
部屋が乾燥していて、起きたら喉が痛いという悩みのある方は、寝ている間も使うと良いですよ。
最後に、HV-P30とHV-L30のスペックを表にまとめたので、参考にしてくださいね。
| HV-P30 (2021) | HV-L30 (2020) | |
| 消費電力 | ・強：9W ・静音：2.5W | 強：9W ・静音：2.5W |
| 電気代(1時間あたり) | ・強：約0.25円 ・静音：約0.07円 | ・強：約0.25円 ・静音：約0.07円 |
| 加湿量 | ・強：290mL/h ・静音：145mL/h | ・強：290mL/h ・静音：145mL/h |
| 連続加湿時間 | ・強：約8.2h ・静音：約16h | ・強：約8.2h ・静音：約16h |
| タンク容量 | 2.4L | 2.4L |
| パネル抗菌加工 | ◯ | X |
| 外形寸法(mm) | 322×159×316mm | 322×159×316mm |
| 質量(kg) | 約2.8 | 約2.8 |
| 電源コード長さ(m) | 1.8 | 1.8 |
HV-P30とHV-L30シャープ プラズマクラスター加湿器の違いを比較 まとめ
今回は、シャープのプラズマクラスター加湿器の、HV-P30とHV-L30の違いを比較しました。
2つのモデルの機能やスペックに違いはありませんが、2021年モデルのHV-P30はパネルが抗菌加工になり、清潔に使えるのが嬉しいポイントです。
衛生意識の高い方には、 HV-P30の方が安心して使えますね。
お値段にも違いがあるので、この記事でご紹介した内容を踏まえ、よくご検討の上納得の行くお買い物をしてくださいね。
今回の記事が、あなたの加湿器選びの参考になれば幸いです(^_^)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
＜HV-P30 (2021年)＞
＜HV-L30 (2020年)＞
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※今回ご紹介したHV-P30とHV-L30の上位モデルである、HV-P75とHV-L75。
こちらの違いも比較したので、あわせてご参照くださいね！
★HV-P75とHV-L75シャープ プラズマクラスター加湿器の違いを比較!機能もまとめ
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