パナソニックの食器洗い乾燥機、NP-TSK1とNP-TSP1の違いを比較しました。
どちらも2021年11月発売、コンパクトサイズで置き場所を取らないのが魅力の食器洗い乾燥機です。
調べた結果、 NP-TSK1とNP-TSP1の違いは5点ありました。
①価格帯
②給水方式
③サイズや重量
④標準使用水量
⑤カラーバリエーション
その中でも一番大きな違いは、NP-TSK1は分岐水栓式で、設置するまでに時間がかかったり、場合によっては工事が必要です。
ただ、最初の設置には時間が手間があるものの、その後は自動で給水されて面倒なことは何もありません。
これに対してNP-TSP1は、タンク給水と分岐水栓の両方に対応しています。
買ってきたその日からすぐに使えるのが便利な点ですが、タンク式で使う場合は、毎回給水したりタンクのお手入れという手間があります。
それぞれでメリット・デメリットはありますが、どちらもコンパクトサイズながら、1度にたくさんの食器が洗えるのは、嬉しいポイントです(^_^)
本文では、 パナソニックの食器洗い乾燥機NP-TSK1とNP-TSP1の違いや、機能を詳しく解説しています。
食器洗い乾燥機の購入を検討している、あなたの参考になれば嬉しいです(^_^)
＜NP-TSK1 (分岐水栓式)＞
分岐水栓で、場合によっては工事が必要なモデル。
シンク横の狭いスペースにも置ける、スリムサイズが魅力です。
カラーはホワイトとスチールグレー。
＜NP-TSP1 (タンク式)＞
こちらは工事不要のタンク式。買ってすぐに使えるのが便利です。
こちらもスリムサイズで、置き場所に困りません。
カラーはライトグレー1色です。
NP-TSK1とNP-TSP1 パナソニック食器洗い乾燥機の違いを比較
それでは早速、パナソニックの食器洗い乾燥機、NP-TSK1とNP-TSP1の違いをご紹介します。
どちらも2021年11月発売で、コンパクトサイズで狭い場所にも置ける食器洗い乾燥機です。
調べた結果、違いは5点ありました。
①価格帯の違い：NP-TSK1の方が安い
②給水方式：NP-TSK1は分岐水栓、NP-TSP1はタンク式
③サイズや重量：NP-TSK1はよりコンパクトで軽量
④標準使用水量：NP-TSK1の方が少ない
⑤カラーバリエーション
それでは、違いを1つずつ見ていきましょう。
①価格帯の違い：NP-TSK1の方が安い
まず、一番気になるのが価格の違いですよね。
2つのモデルでの、大手ECサイトでの最安値の価格を調べ、表にまとめました。
| 楽天市場 | Amazon | Yahoo!ショッピング | |
| NP-TSK1 (分岐水栓式) | 72,000円 | 71,280円 | 72,000円 |
| NP-TSP1 (タンク式) | 84,000円 | 83,160円 | 84,000円 |
ただ、こちらの表の価格は2021年10月の時点です。
価格は変動するので、現在の価格は下記リンクをクリックしてご確認くださいね。
＜NP-TSK1 (分岐水栓式)＞
＜NP-TSP1 (タンク式) ＞
タンク式のNP-TSP1の方が、価格は1万円ほどアップしますね。
工事不要で、購入した日からすぐに使えたり、分岐水栓がつけられない家でも使えるというのは大きなメリットではあります。
とは言え、NP-TSP1はこの価格に見合う機能やスペックなのか、それとも分岐水栓がつけられる家ならNP-TSK1で十分なのか？
そのあたりの違いや、これらの食器洗い乾燥機の機能や特長を、これから詳しく解説していきます。
ぜひご参考にしてくださいね。
②給水方式：NP-TSK1は分岐水栓、NP-TSP1はタンク式
NP-TSK1とNP-TSP1の最大の違いは、給水方式です。
●NP-TSK1：分岐水栓 (蛇口のタイプによっては設置工事が必要)
●NP-TSP1 ：タンク給水と分岐水栓での自動給水の、両方に対応 (工事不要)
分岐水栓とは、現在お使いの水栓に、水の出口をもう一つ作るための部材です。
分岐水栓を取り付けると、食洗機の運転に必要な水が自動で水栓から給水されます。
分岐水栓を付けるには、蛇口の形状に合ったアダプターが必要で、場合によっては設置工事が必要です。
使い始めるまでの手間はありますが、設置さえしてしまえば、後は自動で給水されますし、タンクのお手入れの必要はありません。
これに対し、タンク式はタンクの中の水を使って運転するので、分岐水栓を付ける必要はありません。
買ってきてすぐに使えるという手軽さはありますが、使うたびにタンクに水を入れる必要がありますし、タンクのお手入れも必要です。
ただ、NP-TSP1は分岐水栓とタンク給水の両方に対応していますので、引っ越しで住居環境が変わっても柔軟に対応できるのが嬉しいポイントですね(^_^)
※NP-TSP1を分岐水栓にする場合は、別売の分岐水栓と取り付けが必要です。
※分岐水栓が取り付けられない蛇口タイプもあります。購入前に必ずご確認くださいね。
★パナソニック食器洗い乾燥機専用・分岐水栓ガイド
分岐水栓とタンク式のメリット・デメリットをまとめますね。
＜メリット＞
●一度設置したら、あとは自動で給水される。
●使うたびに給水したり、タンクのお手入れの必要がない。
＜デメリット＞
●分岐水栓を取り付ける必要があり、蛇口の種類によっては工事が必要
●分岐水栓を取り付けられない場合もある
＜メリット＞
●設置のために別売りのアダプターなどを購入する必要がない。
●蛇口の形状を気にする必要なく、どんな家でも使える。
●買ってきたその日から使用できる。
＜デメリット＞
●使うたびにタンクに水を入れなければならない。
●タンク自体のお手入れの必要がある。
③サイズや重量：NP-TSK1はよりコンパクトで軽量
どちらも、コンパクトで場所を気にせずに置けるのが便利な食器洗い乾燥機ですが、サイズや重量が異なります。
| サイズ | 重量 | |
| NP-TSK1 (分岐水栓式) ＜＞内はドア開放時 | 幅550× 高さ500＜612＞× 奥行290＜上386,下362＞(mm) | 16kg |
| NP-TSP1 (タンク式) ＜＞内はドア開放時 | 幅550× 高さ600＜712＞× 奥行341＜上386,下362＞(mm) | 19kg |
ということで、分岐水栓式のNP-TSK1の方がよりコンパクトな作りで、タンクがない分軽量になっています。
ただ、どちらのモデルも奥行きは29～34cmなので、シンク横の隙間に置くことができます。
そして、ドアは手前に大きく開くのではなく、上方にスライドして開くので、食洗機の前にあまりスペースがなくても置けるのが便利ですね (^_^)
食洗機の端から水栓まで約36.7 cmあれば、ドアが水栓に当たらずに使うことができますよ。
④標準使用水量：NP-TSK1の方が少ない
運転に使う水の量は、NP-TSK1の方が少ないです。
●NP-TSK1 (分岐水栓式)：約8L
●NP-TSP1 (タンク式)：約9L
NP-TSK1の方が、運転に必要な水が1L少ないです。
1Lの水道代を約0.2円とすると、毎日1回使うとしたら、NP-TSK1は1年間で73円水道代を節約できますね。
⑤カラーバリエーション
最後に、カラーバリエーションの違いをご紹介します。
NP-TSK1 (分岐水栓式)
●‐W：ホワイト
●‐H：スチールグレー
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NP-TSP1 (タンク式)
●‐W：ライトグレー
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ホワイト系のカラーはどちらのモデルにも共通していますね。
シンプルで、他のインテリアとも馴染みやすく、使いやすいカラーです。
NP-TSK1のスチールグレーは落ち着いた色合いで、高級感があります。
このあたりは好みが分かれると思うので、あなたの好きな色やインテリアに合った色をお迎えくださいね。
NP-TSK1とNP-TSP1はどっちがオススメ？
NP-TSK1とNP-TSP1の違いはよく分かったけど、結局どっちがオススメ？
NP-TSK1 (分岐水栓式) がオススメな方
●分岐水栓を取り付けられる家に住んでいる
●分岐水栓を取り付ける手間は気にならない
●毎回給水したり、タンクのお手入れは避けたい
●よりコンパクトで場所を取らないモデルが良い
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NP-TSP1 (タンク式) がオススメな方
●分岐水栓を取り付けられない家に住んでいる
●分岐水栓を取り付けず、買ってきてすぐに使いたい
●引っ越して住環境が変わっても、柔軟に対応できるモデルが良い
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NP-TSK1とNP-TSP1 パナソニック食器洗い乾燥機の機能や特長
これまで、2つのモデルの違いを説明してきたので、ここからは共通の機能や特長をご紹介しますね。
工夫次第で置き場所を作れる
どちらのモデルも奥行きは29～34cmなので、 シンク横のちょっとしたスペースに置いて使えます。
もしスペースが足りない場合は、別売の専用ステンレス置き台を使うと、シンク上にも置けて便利ですよ。
こちらのサイトで、家に設置したときのイメージがつかめるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
※スマホかタブレットでアクセスしてください。
汚れレベルにあわせて、除菌洗浄でしっかりキレイに
汚れのレベルに合わせて、5つのコースで洗浄できます。
そして、全部のコースにおいて、50 ℃以上の高圧水流で、キレイに洗いながらしっかり除菌もします。
※NP-TSK1とNP-TSP1は、「ナノイーX」は搭載していません。
しっかり洗浄で、手洗いよりもキレイに洗い上がります！
各洗浄コースの内容と、洗浄にかかる時間はこちらです。
| 内容 | 合計洗浄時間 | |
| 汚れレベル3 | 食後数時間後や 油汚れが多い食器、 調理器具を洗うときに | 約118～113分 |
| 汚れレベル2 | 食後すぐ洗うときに | 約93～88分 |
| 汚れレベル1 | 食器が少ないとき | 約78～73分 |
| 低温ソフトコース | 耐熱温度60 ℃以上の プラスチック製食器にも | 約147～142分 |
| お手入れコース | 庫内のお手入れ専用 (月2～3回推奨) | 約131～126分 |
長くても2時間ちょっとで洗浄できますし、スタートボタンを押せばその後は放置で食器がキレイに洗い上がるのは、本当に便利です！
ジョイの食洗機用の洗剤は、スッキリキレイに洗い上がると好評ですよ★
コンパクトサイズながらたっぷり洗える
シンク横のちょっとしたすき間に置けるコンパクトサイズながら、たっぷり24点の食器が入ります！
例えば、1家4人分の食器：茶碗4点・汁椀4点・コップ4点・小皿4点・中鉢4点・大皿4点を入れることができます。
また、中のカゴは可動式なので、洗いたいものにあわせて場所を調整したりできます。
フライパンや片手鍋、まな板などの大きな調理器具も入りますよ。
油ギトギトの食器や、おろし金など手では洗いにくいもの、また急須など中まで手を入れにくいものも、隅々までキレイにできます。
小さいお子さまのいる家庭に嬉しいポイントは、ソフトスタイなどの乳幼児用アイテムも洗える、「スタイハンガー」がついていること！
お食事のたびに汚れるスタイも、このハンガーにかけて洗浄すればラクにキレイにできます♪
※スタイは必ず食洗機対応のものをお使いください。
その他、小さなパーツを洗う場合には、別売りのカゴを使うと便利ですよ。
手洗いよりも節水できる
食洗機って、自動で食器を洗ってくれてムチャクチャ便利だけど、手洗いに比べて使う水の量ってどうなの？
食洗機は、手洗いよりも大幅に水の量を節約できます！
目安として、4人分相当の食器なら、手洗いの約1/6の水で洗えます。
1日に2回使った場合、手洗いに使う水道代・ガス代・電気代の合計を比べると、食洗機は年間約8,600円の節約に！
金額的な節約になるだけでなく、洗い物を食洗機におまかせすることで、洗い物の時間も節約できますね♪
また、「 AIエコナビ運転」機能を搭載していて、汚れレベル2のコースの時に、水温や室温に合わせて自動でエコ運転が行われます。
水温と乾燥センサーが賢く状況を把握し、洗浄工程での水温を調整したり、室温によって乾燥工程のヒーターの加熱時間を自動で調整します。
お手入れ簡単
食べカスのたまる残さいフィルターのお手入れは、週1回程度でOKです。
残さいフィルターは2つに分かれるので、歯ブラシなどの小さいブラシで汚れをかき落とすだけです。
また、タンク式のNP-TSP1は、給水タンクが下にあって、水を注ぎやすい仕様です。
汚れが気になったら、「お手入れ」モードで集中的に庫内をキレイにできますよ。
食洗機専用の、庫内クリーナーをご利用くださいね。
最後に、NP-TSK1とNP-TSP1のスペックを表にまとめたので、参考にしてくださいね。
| NP-TSK1 (分岐水栓式) | NP-TSP1 (タンク式) | |
| 容量(食器点数) | 24点 | 24点 |
| ドアタイプ | リフトアップオープンドア | リフトアップオープンドア |
| 標準使用水量 | 約8L | 約9L |
| 消費電力量 | ・モーター＜50Hz/60Hz＞： 65W/85W ・ヒーター：1100W ・最大＜50Hz/60Hz＞： 1165W/1185W | ・モーター＜50Hz/60Hz＞： 65W/85W ・ヒーター：1100W ・最大＜50Hz/60Hz＞： 1165W/1185W |
| コース | ・汚れレベル3 ・汚れレベル2 ・汚れレベル1 ・低温ソフト ・お手入れ | ・汚れレベル3 ・汚れレベル2 ・汚れレベル1 ・低温ソフト ・お手入れ |
| 運転音＜50Hz/60Hz＞ | 約39dB/約41dB | 約39dB/約41dB |
| 電源コードの長さ | 約1.9ｍ | 約1.9ｍ |
| アース線の長さ | 約2ｍ | 約2ｍ |
| 給･排水ホースの長さ | ・給水：約1.2ｍ ・排水：約1m | ・給水：- ・排水：約1m |
| 庫内容積 | 約36L | 約36L |
| 本体寸法 ＜＞内はドア開放時 (mm) | 幅550× 高さ500＜612＞× 奥行290＜上386,下362＞ | 幅550× 高さ600＜712＞× 奥行341＜上386,下362＞ |
| カラー | ・ホワイト ・スチールグレー | ・ライトグレー |
NP-TSK1とNP-TSP1 パナソニック食器洗い乾燥機の違いを比較 まとめ
今回は、パナソニックの食器洗い乾燥機、NP-TSK1とNP-TSP1の違いを比較しました。
どちらもコンパクトで、シンク横のちょっとしたスペースにも置けるサイズ感なのに、たっぷり食器が洗えるのが嬉しいポイントですね。
2つのモデルの最大の違いは、
●NP-TSK1は、分岐水栓で使い始めるまでに工事が必要なこともあるけれど、設置後は自動で給水される。
●NP-TSP1は、タンク式と分岐水栓式両方に対応できるので、買ってきたその日から使える。
また、引っ越しで住環境が変わっても、タンク式・分岐水栓式を臨機応変に変えられる。
という、給水法の違いです。
どちらの給水方法にもメリット・デメリットがありますので、この記事でご紹介した内容を踏まえ、納得の行くお買い物をしてくださいね。
今回の記事が、あなたの食器洗い乾燥機選びの参考になれば幸いです(^_^)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
＜NP-TSK1 (分岐水栓式)＞
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＜NP-TSP1 (タンク式)＞
工事不要のタンク式、買ってすぐに使える♪スリムサイズなNP-TSP1はコチラ▼
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★NP-TH4とNP-TA4の違いを比較したら4つあった!パナソニック食器洗い乾燥機
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