シャープのプラズマクラスター加湿器、HV-P75とHV-L75との違いを比較しました。
どちらも、プラズマクラスター機能のある加湿器です。
それぞれの発売時期は、
●HV-P75:2021年9月
●HV-L75:2020年9月
つまり、HV-L75はHV-P75の型落ちです。
調べたところ、2つのモデルには機能やスペックに大きな違いはありませんが、新モデルのHV-P75の方は操作パネルが抗菌加工になり、より清潔に使えるようになりました。
今の時世では、清潔を保つことは特に大切ですね。
衛生への意識の高い方には、新モデルの方が安心してお使いいただけるでしょう。
本文では、シャープのプラズマクラスター加湿器HV-P75とHV-L75の違いや機能を、詳しく解説しています。
加湿器の購入を検討している、あなたの参考になれば嬉しいです(^_^)
<HV-P75 (2021年モデル)>
<HV-L75 (2020年モデル)>
※2020年モデルにもブルーの色はありますが、現在あまり市場には出回っていません。
HV-P75とHV-L75の違いを比較 シャープ プラズマクラスター加湿器
それでは早速、シャープのプラズマクラスター加湿器HV-P75とHV-L75の違いを見ていきましょう。
HV-P75は2021年、HV-L75は2020年のモデルです。
機能やスペックに大きな違いはありませんが、違いとしては以下の2点が挙げられます。
①価格帯の違い
②HV-P75はパネルが抗菌加工に
※尚、カラーバリエーションとデザインは同じです。
違いを1つずつ見ていきましょう。
①価格帯の違い
まず、一番気になるのが価格の違いですよね。
2つのモデルでの、大手ECサイトでの最安値の価格を調べて、表にまとめました。
楽天市場 | Amazon | Yahoo!ショッピング | |
HV-P75 (2021) | 29,800円 | – | 29,800円 |
HV-L75 (2020) | 22,840円 | 20,222円 | 22,959円 |
ただ、こちらの価格は2021年9月の時点です。
価格は変動するので、現在の価格は下記リンクをクリックしてご確認くださいね。
<HV-P75 (2021年)>
<HV-L75 (2020年)>
HV-P75の方が新モデルなだけあり、7,000円ほど価格がアップしますね。
どの家電にも言えることですが、販売から時間が経つと値段が下がってくるので、旧モデルのHV-L75との価格差は妥当だと言えます。
HV-P75は、この価格差を払うだけの価値があるのか?はたまたHV-L75でも十分なのか?
そのあたりの違いや、他の機能面での違いをこれから詳しくご紹介するので、参考にしてくださいね。
②HV-P75はパネルが抗菌加工に
HV-P75とHV-L75の機能やスペックはほぼ同じですが、2021年モデルのHV-P75には新たに抗菌加工がついています。
ボタン操作などでよく触るパネル部分を抗菌加工。
清潔を保つので、安心して使えますね。
HV-P75とHV-L75はどっちがオススメ?
HV-P75とHV-L75、違いはよく分かったけど、オススメはどっち?
HV-P75 (2021年モデル) がオススメな方
●抗菌加工で清潔に使いたい
<HV-P75 (2021年モデル)>
HV-L75 (2020年モデル) がオススメな方
●抗菌加工は特に必要ない
●予算はなるべく低くおさえたい
<HV-L75 (2020年モデル)>
HV-P75とHV-L75シャーププラズマクラスター加湿機の機能や特徴
HV-P75とHV-L75の機能やスペックは同じなので、ここからは主な機能や特徴を紹介しますね。
プラズマクラスターの風で清潔なうるおい
HV-P75もHV-L75も、「プラズマクラスター7000※」機能を搭載した加湿機です。
※イオンの濃度で、プラズマクラスター7000には1cm³あたり7,000個のイオンが含まれています。
そもそもプラズマクラスターとは何か?を簡単に説明すると、
自然界の空気の中には、プラスとマイナスのイオンがありますよね。
これをシャープは独自の技術で、空気中の水と酸素に電圧をかけることにより、水素のプラスイオンと酸素のマイナスイオンを発生させることができます。
このプラスとマイナスのイオンそれぞれの周りに、水分子が集まって安定した状態になるのが、プラズマクラスターです。
プラズマクラスターは濃度を人為的に濃くすることにより、空気の浄化や消臭効果を持ちます。
シャープの誇るこのプラズマクラスターの技術は、空気清浄機や冷蔵庫など、幅広い商品に応用されていますね。
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加湿器で期待できるプラズマクラスターの効果は、
●浮遊カビ菌を除菌
●浮遊ウィルスの作用を抑える
●ニオイを消臭分解
●除電で静電気を抑える
ということで、除菌やニオイを消臭分解したキレイな風で加湿をするので、清潔で安心です。
プラズマクラスターには除電効果もありますので、バチっとくるあのイヤ~な静電気も抑えられます。
また、HV-P75もHV-L75も、加湿の適用床面積の目安は、
●プレハブ洋室:21畳 (35m2)まで
●木造和室:12.5畳 (21m2)まで
※木造の方が、木が湿気を吸うので加湿できる範囲が狭くなります。
ということで、広めのリビングや寝室でも十分加湿できます。
使い方簡単、上からも給水できる
こちらの加湿器の使い方は、とっても簡単です!
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水の継ぎ足しは上から足すこともできますし、トレーを外してシンクでたっぷり給水することもできます。
上から水を注ぐ時には、操作パネルにある水位モニターで水の量を確認しながら入れることができます。
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水が満タンになると、ピーという音で知らせてくれるので分かりやすいです。
入れすぎて溢れさせるようなことがなくて、安心ですね。
また、給水トレーは半透明な仕様なので、外から見ても水がどのくらい入っているのか分かりやすくなっています。
お手入れ簡単
加湿器というと、お手入れが面倒というイメージがあるかも知れませんが、HV-P75もHV-L75も簡単にお手入れができます。
パーツは本体から簡単にはずせて、丸洗いができるので、清潔が保てます!
また、吹出口と給水トレーを外せば、タオルを通して中までしっかりと拭き取ることができます。
このように、すみずみまで洗ったり拭き上げることが簡単にできるので、いつでもラクに清潔が保てますよ。
加湿を使わない季節にも清潔に収納
梅雨や夏の湿度が高い時期は、加湿器は仕舞っておきますよね。
その際にフィルターにカビが生えたりしないように、フィルターを乾燥させる機能があります。
約1時間温風で加湿フィルターを乾燥させるので、使わないときでも清潔に仕舞っておくことができますよ。
Ag+イオンカートリッジできれいな水で加湿
給水トレーに取り付けて使う、付属のAg+イオンカートリッジは、水中の菌の繁殖を抑え、ニオイやヌメリを防ぎます。
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1年に1度交換をするだけで、キレイを持続させることができます。
トレーのお手入れもラクになるので便利ですね。
エコモードで省エネ加湿
「強」の運転モードには、ヒーター機能を使わずに加湿ができる、エコモードを搭載しています。
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普通の「強」モードで加湿した場合よりも、大幅に電気代を節約できます!
特に長時間加湿をしたい季節には、とってもありがたい機能ですね。
また、湿度と室温2つのセンサーが搭載されていて、室温に合わせて55~65%の最も快適な湿度になるようにコントロールします。
音も静か
運転音もとても静かで、生活の邪魔になりません。
運転モード | 強 | 静音 |
運転音 | 41dB | 23dB |
これを他の音に例えると、
●40dB:図書館、ささやき声、鼻息、小雨の音
●30dB:かすかな声、洋服を着る音、夜の住宅
●20dB:寝息、やっと音として聴こえる程度、雪の降る音
静音モードの場合はほとんど音がしないので、寝ている間でも音を気にせずに使えますよ。
乾燥で、起きたら喉が痛いという悩みのある方には、寝ている間も使うことをオススメします。
コンパクトで場所を取らない
サイズは、幅272x奥行き220x高さ455 (mm) のコンパクト設計。
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場所を取らないので、お部屋の隅やベットの脇、どこにでも手軽に加湿ができますね。
最後に、HV-P75とHV-L75のスペックを表にまとめたので、参考にしてくださいね。
HV-P75 (2021) | HV-L75 (2020) | |
消費電力 | ・強:335W ・静音:12W ・エコ(強):34W | ・強:335W ・静音:12W ・エコ(強):34W |
電気代(1時間あたり) | ・強:約9.0円 ・静音:約0.32円 ・エコ(強):0.92円 | ・強:約9.0円 ・静音:約0.32円 ・エコ(強):0.92円 |
加湿量 | ・強:750mL/h ・静音:200mL/h | ・強:750mL/h ・静音:200mL/h |
連続加湿時間 | ・強:約5.3h ・静音:約19h | ・強:約5.3h ・静音:約19h |
タンク容量 | 4.0L | 4.0L |
パネル抗菌加工 | ◯ | X |
外形寸法(mm) | 272×220×455 | 272×220×455mm |
質量(kg) | 約5.2 | 約5.2 |
電源コード長さ(m) | 1.8 | 1.8 |
HV-P75とHV-L75シャーププラズマクラスター加湿器の違いを比較 まとめ
今回は、シャープのプラズマクラスター加湿器の、HV-P75とHV-L75の違いを比較しました。
2つのモデルの機能やスペックに違いはありませんが、2021年モデルのHV-P75はパネルが抗菌加工になり、より清潔に使えます。
衛生意識の高い方は、 HV-P75の方が安心してお使いいただけますね。
お値段にも違いがあるので、この記事でご紹介した内容を踏まえ、納得の行くお買い物をしてくださいね。
今回の記事が、あなたの加湿器選びの参考になれば幸いです(^_^)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
<HV-P75 (2021年)>
<HV-L75 (2020年)>
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